Vol.4 What is バイオマスプラスチック?
BIOFEAT.の容器に採用している「バイオマスプラスチック」。
これって、どんなプラスチックなのでしょうか?どんなところが環境にいいのでしょうか?
そんな疑問にお答えします!
バイオマスプラスチックとは、植物由来原料からできたプラスチックのことで、主にトウモロコシやサトウキビの澱粉、トウゴマのひまし油を原料に作られています。BIOFEAT.の容器は「サトウキビ」由来です。
バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックの総称を「バイオプラスチック(バイオプラ)」といいます。
環境負荷を石化由来のプラスチックと比較してみると、、、
①『カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること)』を実現します!燃焼時に発生するCO2を、原料となる植物が成長する過程で吸収して、製品ライフサイクル全体でCO2を削減します。
②限りある石化由来の原料(石油)の使用量を削減できます!
③サトウキビから砂糖を作った後の残糖蜜部分を使用して、無駄がありません!
また、バイオマスプラスチックは、石化由来に比べて、地球温暖化に影響を与えるカーボンフットプリント
(ある製品が生産・販売・消費されるまでの温室効果ガスの排出量指数)がずっと低いのです。
しかし、バイオマスプラスチックは、製造に手間がかかりコスト高になってしまったり、
耐水性に弱い物が多かったりと、まだまだ化粧品業界での採用が進んでいません。
BIOFEAT.の容器は、あえて華美にせずナチュラルテイストにすることで、
コストを抑えつつ少しでも環境への負荷を減らしたいと考えてデザインしました。
日常的に使用するスキンケア用品だからこそ、少しでも環境を考えた製品を選択する、1人でも多くの方が地球温暖化・それに関わる消費活動を「わがごと」と捉えてることが大切だと思います。
参考:日本バイオプラスチック協会(http://www.jbpaweb.net/)